No 473 志野釉その2

陶芸
12 /31 2013
志野釉その2
前回に続き志野焼きの作品を。。
この手の湯飲みは評判がよくほとんど売れてしまった。
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タイプの異なる湯のみ。三枚目は湯のみ、ぐい飲み各種。
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ご飯茶碗
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足つきの皿。とても満足のいくできだった。
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抹茶茶碗より小品のほうが出来が良かった。

No 472 志野釉

陶芸
12 /30 2013
 陶芸を始めた頃志野焼きに魅せられ挑戦したが、良い市販の釉薬がなかった。色々試したがどれものっぺりとした焼き上がりで理想とは程遠いものばかりだった。そこで雑誌を参考に釉薬作りから始めることにした。粉末の平津長石と、風化長石の原石を買いつぶしたものと混ぜ焼いてみた。融点が高いので(1300度以上)窯の傷みが激しい。かといって融点を下げるため土灰や粘土を混ぜると仕上がりが満足できない。灯油代も馬鹿にならないし一人では限界があるので低温で何日も焼くわけにいかないなどで窯が潰れたのを機にあきらめた。たくさん焼いたがそこそこのものは売ったりあげたりして散逸してしまった。

その1茶碗
赤志野土に薄い釉薬を掛けたもの。
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こちらは白土で作り弁柄水を刷毛で塗ったものに釉薬を掛けたもの。
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これら三点は濃い弁柄をつけて釉薬を掛けたもの。
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岩肌に残る雪をイメージして作ってみたがわりと良いできだった。大体イメージどうり。

これら三点はタイプの違うもの。

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なかなか良いでき。

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変形してみたが気に入ったものではなかった。

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白土に部分的に筆で弁柄をつけた。

 全く個人的なイメージと雑誌を参考にした我流の焼成なので、所謂志野焼きとは別物になってしまったかもしれな
い。簡単に良い志野焼きの作品を作れる人が見れば笑ってしまうかもしれないなあ。。

No 471 貫入釉その4

陶芸
12 /29 2013
貫入釉と鉄赤釉 その3
今回は口径の大きい平茶碗に挑戦。やや温度が高すぎか。。貫入模様がほとんど消えてしまった。
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これは貫入が残っている。置く場所による違いか。。高台周りに赤が点在して趣がある。
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これはくっきり網目模様が現れている。
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平茶碗は口辺をやや外反りに作るとなかなか良い感じになるかな。

No 470 寒蘭その33

寒蘭
12 /27 2013
寒蘭その33
190彩華(仮)
 190彩華b   190彩華a
更紗無点でなかなか良い花のようだが、こんなに遅く咲いてはやはり今一か。。

191日豊
 191日豊b   191日豊a
日向を代表する準素心とのことだが、木勢がないので弱弱しい花になってしまった


167大白林と日豊は同じものだと聞いた覚えが。比べてみると確かに似ているような。。
 191日豊b

左日豊、右大白林

No 469 貫入釉その3

陶芸
12 /26 2013
 貫入釉と鉄赤釉 その2
その1よりやや焼成温度が高かったのか鉄赤の紋様が線状になった。こんな紋様私には考え付きもしない。まさに炎のなせる業。

白い貫入紋様はくっきり残っている。
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生地のベージュが飛び白い貫入が不鮮明。
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これらは更に温度が高く釉が流れ、なんとも微妙な釉調となった。
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最後のものは高台周りに鉄が集中しなんとも艶かしい仕上がりとなっている。釉の流れ方も絶妙。

大体こうなるだろうと予想して釉掛け、焼成するのだが全く予想外の仕上がりになるものだ。火のなせる技は二度と同じものが作れないほど意外性に富んでいる。

No 468 貫入釉その2

陶芸
12 /24 2013
貫入釉と鉄赤釉を併用すると赤の網目あるいはキリン模様を得ることができる。極めて変化が大きく楽しい。

貫入釉と鉄赤釉 その1
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赤い網目模様の中に白く貫入状に色が抜けている。下は室内で明かりの下フラッシュで。なかなか実物の色を表せない。小振りな茶碗だが最もお気に入り。

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やや釉薬が濃いのか綺麗な貫入ではないがとても深みのある色合いでお気に入り。

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これはキリン模様というか貫入部の色が抜けてまた違った趣がある。

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ベージュ地に白い貫入と濃い赤貫入が一面を覆う。

この手はまだまだ変化があるのでいくつかのタイプをご紹介します。

No 467 貫入釉その1

陶芸
12 /23 2013
以前雑誌で貫入青磁の作品を見ていた時のこと。弁柄を水で溶いて貫入にしみこませ赤い網目模様をつけた作品があった。薄いスカイブルーに赤い貫入模様。なかなか魅力的な作品だった。これをヒントに挑戦してみた。
その1
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貫入がかなり荒く弁柄が朱に近いのでなかなか良い感じに仕上がった。

その2
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こちらは貫入が細かく均一で変化に乏しくおとなしい仕上がり。

一晩弁柄水に漬け素焼きする時一緒に800度で焼いた。貫入の大小、弁柄の種類によって結構変化を楽しめるようだ。

No 466 月佩素

伝統中国春蘭
12 /21 2013
月佩素には素心のものと桃腮素のものがあり、現在春蘭譜などでは月佩素と桃腮月佩素と別々に登録されています。
百度で少し調べてみました。

 月佩素は清代光緒年間、湖州の鈕慎五氏が湖州の山中より選出し嘉興の許鼐和氏の宋梅と交換したもので、今日に至っている。それで鈕荷素とも呼ばれている。以前はよく月珮素と書かれていたが今日では“珮”と“佩”は同義である。この“佩”はかつて衣服につけた玉飾のことで玉あるいは石の一種である。きめ細かく光沢がありほぼ透明で不純物の少ないものを上品とし、上品の翠玉はすなわち翡翠である。そのためこの蘭を月珮と名づけたのである。玉と共通するところが多いのであろう。とても理にかなったことである。

 他にもうひとつ桃腮月佩素という蘭があり、これは清代光緒年間蘇州の芸術家顧翔霄氏の選出である。やはり月佩と名づけられたが鈕荷素とは全く別物である。
 この月佩素の葉色は濃い翠緑で光沢がなく、外側の葉は半垂れでやや巻き、中心の葉は高く抜け半垂れ、葉柄は細長く、葉質は厚く硬い。鋸歯は荒く全体的に見ると葉姿は暴れ鈕荷素より躍動感がある。葉面は平坦で、発芽率は高いが根下ろしが悪い。鉢を開けてみると縦根は少なく短い根がたくさん出て生姜状を呈する。花付きは悪い。
葉幅は0,5~0,8cm、長さは25cm位。夏秋に葉先に黒斑病が出やすく薄暗く涼しいところに置けば症状が緩和されるようだ。花苞は白緑色で不明瞭な緑筋があり、緑砂暈が現れる。開花後長脚となり、平辺、弁端はやや放角で前傾する。蛤捧心は蕊柱を抱える。大白舌は垂れ巻き込む。腮部に明らかな紅暈があるが、徐々に淡くなる。花形は特に大きく花色は翠緑であるがはっきりとした緑筋紋があり網目上を呈する。捧心はもっと柔らかな緑でやはり緑筋が見られる。流通量は少ないがやはり素心花の名品といえよう。


このほか沈氏父子の《蘭花》に沈渊如氏が月佩桃腮素の中から舌の純白の月佩素を選別したとして紹介しているが、その可能性はあるが絶対鈕荷素ではない。

 聞くところによると最近紹興で新月佩素なるものを選出したらしいが私はまだ実物を見ていないので何ともいえない。しかし素心の荷型花であれば名品に加えられるだろう。
 
いくつか新月佩素として投稿されているが一つご紹介

 月佩素は日本にもあるが中国蘭界で長年にわたって買い戻したため、また台湾蘭界でも江浙地帯の伝統春蘭蕙蘭を重視する傾向にあるため流通量は少ない。それにほとんどが鈕氏月佩素で、桃腮月佩素とそのちがいをあわせて検討することができないのであれば、流通量の更に少ない桃腮月佩素のほうが価格もやや高くなるであろう。

とあります。個人的には他の素心花よりそれほど優れているとは思えませんが、実物を見れば考えが変わるかもしれませんね。。

No 465 寒蘭その32

寒蘭
12 /19 2013
寒蘭その32

186司御前
 186司御前b   186司御前a
紅無点。まあまあの花かなあ。。

187飛鳥人
 187飛鳥人b   187飛鳥人a
新芽は綺麗だが花はどうなんだろう?? ごちゃごちゃ咲いてしまった。確認だけ。

188音無の虹                             昨年の花
 188音無の虹b 188音無の虹c 188音無の虹a otonasinoniji.jpg 
更紗無点系。少し変わった花が咲いた。

189今の山更紗無点
 189今の山更紗無点b 189今の山更紗無点c 189今の山更紗無点a
舌無点のはずだったがやや点が出てしまった。もう少し株が大きくならないと何ともいえないか。。

No 464 送春

未分類
12 /17 2013
今日水遣りをしていたら昔買った春剣黄花素心に花芽がきているのに気づいた。
 送春a  送春b   春剣黄花素心
三枚目は07年の花。

 20年近く前、楊さんに連れられて彼の蘭友のお宅を訪れた折のこと。割とたくさんの蘭があったが花の咲いている株はほとんどなく一鉢の蘭に眼が行った。とても綺麗な素心花が咲いていた。聞くと春剣の黄花素心とのこと。黄花に眼のない私は早速交渉開始。彼の棚で一番の蘭ということで、高いことを言ったが楊さんの仲立ちで何とか成立。
 その後芽も出ず、花も咲かず十年くらい経過。07年2月ようやく我が家で花が咲いた。ほとんど忘れていたのであまり期待もしなかったが変な花が咲いた。当時の東洋蘭紀行の説明によると
”なんだか九華のような花だ 今時分咲く九華があるのだろうか
この蘭はなかなか新仔がでず、葉の中心から新しい葉を繰り出す。
葉数、形状また舌面がざらざらしていることなどから見て春剣とは思えない。一体何だろう。”

とあった。そこでそれらしき蘭を調べるとどうも送春ではないかと思える。

百度によると
 送春またの名を春緑蘭、緑蘭、送春帰、巴茅蘭。呉応样氏は《中国蘭花》という著書の中で蕙蘭の変異種としている。また陳心啓、吉占和の《中国蘭花全書》でも蕙蘭の変種としている。
 呉応样と陳心啓は当初四川で発見した。送春は一つの独立した原生種群であるとして蕙蘭の変種ではないという学者もいる。送春は主に雲南の西南部、貴洲、四川の亜高山地帯に分布する。海抜800~2000mの岩山や山頂の常緑潅木の下で生長している。多く蕙蘭や春蘭などと混生していて日陰で湿ったところを好む。
 葉が多く通常8~16枚密生しほぼ二列に並ぶが葉元は一列に並ぶ。葉質は薄く革質、普通湾垂し葉縁の鋸歯は細かく、葉面に溝があり葉端は平たい。株は普通二回の生長周期の後成木となる。花期が3~4月であることからこの名がある。花茎は湾曲し高さ30~50cm、5~9花付きその数により五子送春、七子送春、九子送春に分けられる。花の大きさは6cmくらい。花色は黄緑、清香がある。舌は多くが羽毛状を呈し(起毛に覆われる)紫紅色の斑点がある。送春の袴はおおく白緑色を呈するがだからと言って素心というわけではない。このため株を見て素心を探すのは困難である。初心者はよく勘違いする。花を見て買うのが間違いを避ける最良の方法である。あまり人の行かない標高の高い岩山の林に生育するので知られることがなかった。
このためほとんどの人があまり認識がなく蕙蘭の花より劣ると思っているがこれは知らない故の偏見である。最近知られるようになり人気が出てきた。

とあります。百度で素心花を探してみました。確かに似ているような。。。
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これらのことからこの花が送春ではないかと思ったわけですが、詳しい方がおられたらぜひお教えください。

No 463 油滴天目釉

陶芸
12 /16 2013
 ブログの表題に陶芸茶碗とあるのに茶碗の記事がないのも変ですね。以前紹介したものを少し掘り下げて見ました。興味のある方はどうぞご覧ください。興味のない方もどうぞ。少しでも興味が湧くかもしれません。

油滴天目釉
天目は茶碗の形状があまり好きでありませんので、ゆったりした大振りのものを作ってみました。
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検索に拠ればこの紋様は酸化鉄の結晶だそうです。掛ける釉薬が分厚いと油滴が大粒になるがブクが出やすく、薄いとブクは出にくいが油滴が細かくなるとのこと。上段のものが大粒で下段は小粒。

こちらは赤い油滴になったもの
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 どちらも油滴はよく現れているが、赤くなってしまった。多分焼成温度が少し高すぎたためであろうと思いますが、なにぶん素人のこと正確には分かりません。
 きちんと温度管理のできない私のように、性格の大まかなものにはよくある失敗かも。しかし全て新しいことは数々の失敗から生まれたことを考えると、いいかげんな性格も捨てたものではないなどと。。。

また少しずつご紹介します。

No 462 命名品

未分類
12 /14 2013
これまであまり蘭に名前を付ける事はしなかったのですが、遊び心でいくつか付けて愉しんでいます。以前ばらばらに紹介しましたが、まとめておこうと思います。
1)日本春蘭山採り品 すべて二十年くらい前の山採り。
稲美野 朱金花
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二十年以上も前に近くの山で採取。舌点がほとんどないため無点に見える。三枚目は少し見られる。

東条の花 朱金花
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これも同じ頃東条湖の近くで採取した。こちらの方が赤みが強い。

平井山 素心花
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濃い緑の弁に大きな白舌。結構お気に入り。

小公子 喉に赤みのある素心
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これも東条湖の近くで採取。喉の奥が赤みをおび、舌の縁がフリル状を呈する可愛い花。

欲しがる人にどんどんあげたため散逸してしまいました。

2)奥地蘭
吉祥三種
吉祥虹梅 四川春蘭 赤縞梅弁花 1990年成都蘭苑にて小苗を入手。

 初めての開花      次の年       三回目       13年
 吉祥虹梅a 吉祥虹梅b 吉祥虹梅d 015_20131214112812add.jpg

 13年
 吉祥虹梅2 吉祥虹梅3 吉祥虹梅4 吉祥虹梅5

 吉祥虹梅12b 吉祥虹梅h 四川兜

蘭苑の人のいうことを信じ小さな苗を購入し数年後開花した。昔の人は嘘をつかなかった。
変化が多く今年が一番良いかも。年により最下段の写真のように咲くこともある。

吉祥紫仙 朶朶香紫花
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20年ほど前昆明の楊さんに赤花として2種買っていたものの一つ。購入後初花。2011年水遣りをしていて濃い紫の蕾に気づいた。かなり濃い赤紫に咲いたが、朶朶香にしては弁肉が厚いからか二週間ほどで肩が落ちてきたので切った。今後どのように変化するのか。この株は蘭友に譲ったのでもうないがほかに似たような株があるので期待している。ラベルの管理が杜撰でこういうことがよくある。反省。

吉祥黄荷 蓮弁黄花
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これも二十年ほど前、昆明の小さな展示会でひな壇にあるのを交渉の末入手。この時もう一株黄花を買ったが枯らしてしまった。数年前花が来てこんな花だったのかと驚いた。三枚目は蘭友のところで咲いたもの。一週間ほどで花を切ったが、最後まで咲かすと長脚となり長円弁となるようだ。現地でもあまりよい黄花を見かけなかったのでかなりよい花だと思う。
以上三種とも全くキャップの必要はなく自然に咲かせたものです。

孫俊素についてはNo 460でご紹介しました。

No 461 寒蘭その31

寒蘭
12 /11 2013
寒蘭その31

182大谷竜
 182大谷竜b   182大谷竜a
がっちりした良い更紗だが、花茎2本は無理か。。右の花は癒着して奇花風になっている。

185朝陽の誉
 185朝陽の誉b 185朝陽の誉a      hanayatyouyou.jpg

 購入時の写真(右)とあまりに違うので品違いではと売主に訊ねたが、この花の特徴である舌の中央に線が入っているから間違いないとのことだった。もう何年か様子を見て欲しいとのこと。。

No 460 孫俊素

蓮弁
12 /10 2013
細葉蓮弁素心

 孫俊素2 (2)   孫俊素2 (1)

先日オークションにこの名が登場していて懐かしかった。
この蘭は十数年前昆明の小さな蘭舗で3本立ち、花付きを買ったもの。とても清楚な感じで、敬愛する孫さんの了解を得て彼女の名前をつけた。数度分譲したが少しずつでも広まっているようだ。仮名ではあるが私の命名品第一号となった記念すべき蘭だ。

No 459 西湖梅

伝統中国春蘭
12 /10 2013
西湖梅 梅弁
何年か前購入後初めて花芽が着いた。
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期待をこめて少し調べてみた。

蘭蕙小史         蘭華譜
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 1892年頃採取され、杭州の火薬局通りの龔茂興花園選出。西湖の近くなので西湖梅と命名された。
中広半垂葉、長さ25-35cm、幅0.8~1.2cmでやや大型に属す。三弁円頭、肉厚で收根、半硬兜捧心、小円舌、平肩。花色は深緑でやや硬い感じがするが調和が良い。
1~2月開花しやや早咲き。数が少なく天興梅とよく混同される。  百度百科ほか
また楽沙では
 弁肉は薄く光沢がある。弁端がやや波打ち整った円頭ではなく明らかに凹型に欠ける。 
とあるが、蘭華譜の写真では見られず、蘭蕙小史のものも欠けているのではなく強く抱えているためそう見えるのでは??




百度など一枚目の写真が掲載されているものが多い。他は西湖梅として投稿されたものだが、真偽の程は分からない。
古種の特定は本当に難しい。いずれにしても開花がたのしみ。。。

No 458 寒蘭その30

寒蘭
12 /08 2013
寒蘭その30

177明正紅
 177明正紅b   177明正紅a
開花時期が遅いせいか痩せた花になった。

178青小花
 178青小花b   178青小花a
3~4cmの可愛い花が咲く。

179緋の舞
 179緋の舞b   179緋の舞a   hinomai_2013120817324083c.jpg
赤ベタに咲いた。3枚目は以前の花。寒蘭は本当に変化が多い。楽しみではあるが本当にその名前の花か疑うこともしばしば。。


180司の華
 180司の華b   180司の華a
株が小さいが良い花が咲いてくれた。

181鷲羽
 181鷲羽b   181鷲羽a
とても良い花だがやや力がない。

183西部青船底
 183西部青船底b   183西部青船底a
船底に咲いたり、このように咲いたりする。

184球磨更紗
 184球磨更紗b   184球磨更紗a
無銘ながら良い花が咲くのだが、今年はだめだった。

寒蘭も間もなく終わり。

No 457 荣祥梅

伝統中国春蘭
12 /06 2013
先日荣祥梅という古種を入手した。調べてみると 沈渊如、沈蔭春の《蘭花》に記載がある。
荣祥梅   梅瓣  民国六年(1917)蘭商銭鶴令選出。
三弁短円着根細結,弁肉厚くやや皺がある、緊辺、蚕蛾捧心、大如意舌で淡い黄緑色。古葉は半垂性で葉先はやや丸止め。葉質は厚く、葉脈は浅く袴は短い。
苞葉はやや紅を帯び、性質は強健で、水が多いと開花時皺が増えやすい。  楽沙

また1917年杭州の呉恩元選出。またの名を独秀,祥興梅とも呼ばれる という解説もある。


独秀
1983年常熟の顧樹綮選出。
三弁結円、緊辺、肉厚。分窠硬捧心で尖った竜吞舌、花色は澄んだ緑。苞衣は紅赤、葉は斜立し分厚い。

 
交易網では一枚目の写真を独秀として紹介している。

荣祥梅と独秀は同一種としている解説が多い。1917年選出された荣祥梅を後に(1983年)顧樹綮氏が独秀と命名したということか。

いずれにしても来春の開花が楽しみである。

No 456 寒蘭その29

寒蘭
12 /05 2013
寒蘭その29

173赤ヶ谷更紗
 173赤ヶ谷更紗b   173赤ヶ谷更紗a
購入後初花。木が充実しない。花はまあまあ。

174無銘桃
 174無銘桃b   174無銘桃a
無銘の桃でかなり前からあった蘭。気難しく大きくならない。花は我が家で一番の色が出る。

175土佐吉良川更紗ベタ
 175土佐吉良川更紗ベタb   175土佐吉良川更紗ベタa
これもかなり前四国の業者さんから入手。初花。説明どおりの花が咲いた。

176無銘更紗ベタ
 176無銘更紗ベタb   176無銘更紗ベタa   176無銘更紗ベタb
これは蘭友に分けてもらったもの。偶然かほとんど同じ花だった。148虹雀,154紅雀 などと同じ坪かなあ。  

No 455 寒蘭その28

寒蘭
12 /04 2013
寒蘭その28

167大白林
 167大白林b   167大白林a
開花時期が遅いせいか不十分。

168白鳥
 168白鳥b   168白鳥a
珍しく白く咲いた。水遣りしている時花を一つ落としてしまった。木は小さいのに花茎が高すぎバランスが悪い。

169四万十八束更紗
 169四万十八束更紗b   169四万十八束更紗a
これも良い花のはずだが不十分。

170御国の花
 170御国の花b   170御国の花a
同じく水遣りの時花茎を折ってしまった。花はまあまあか。。

171山吹
 171山吹b   171山吹a
これも珍しく黄色く咲いた。

172瑞兆
 172瑞兆b   172瑞兆a

小苗を買って初花。木が小さいのでまだ確認だけ。

No 454 中国春蘭縞

中国春蘭
12 /03 2013
中国春蘭縞、縞花
金泉 春蘭
1991年浙江省舟山呉金泉選出愛倍。
三弁長広、猫耳捧心、卷舌。黄花に緑覆輪をかける。変化に富む。広葉で縞は変化に富み時に中透け緑覆輪を呈する。葉は斜立。
 

磐安山水 春蘭
09年浙江省磐安県玉山で採取。2,3本立ちで芸も今ほどよくなかった。当時蘭のことがよく分からず適当に庭に植えられていたが、後に隣の李会長が見出し愛倍する。


日本春蘭には多くの縞、縞花があるが中国春蘭ではあまり話題にならない。たくさんあっても注目されないのか、あまりないのかよく分からない。
これらの縞花も日本春蘭であれば大雪嶺クラスか?? ただどちらも浙江省産であるから香りがあるだろうから、この点大雪嶺より上か。。

No 453 曾字

中国春蘭
12 /01 2013
曾字
 

四川省古蔺(gu lin)で近年採取された新種。白花梅弁。芳香があり五弁純白、花型は端正であるが残念なことに花茎が短い。数量は不明。
四川省濾洲蘭協会会長の曾毅氏が愛倍し曾字と命名した。

No 452 寒蘭その27

寒蘭
12 /01 2013
寒蘭その27

164四万十ベカラズ舌大
 164四万十ベカラズ舌大b   164四万十ベカラズ舌大a
購入後初花。まあまあの花か。。

165神竜
 165神竜b   165神竜a
いつも安定して赤い花を見せてくれる。

166球磨大泉2
 166球磨大神b   166球磨大泉a
他の人から小苗を買った。花付きよく別株と同じ花だった。もっと濃い紅に咲いた花を見たことがある。勉強勉強。