No 1020 中国オークションその9

中国オークション
12 /31 2014
天逸荷 春蘭 荷弁 素花

 天逸荷1   天逸荷2

品種類別:伝統銘品 -> 春蘭 -> 荷弁
所 在 地:台湾台北
開始価格:¥4000
入札単位:¥200
現在価格:未入札
即決価格:¥58000

天逸荷 春蘭 荷弁 素花
この蘭についてはかなり前に紹介しました。
(1992年貴州湄潭地区で山採り。陳継武氏が選出命名。
成都で開催された第七回“国際蘭花博覧会”に出展され、3本一千万元の値がつき世間を騒がせた。  百度より )
二十数年が経ちかなり増えたのだろうか。あるいは組培されたものだろうか。。?


江南雪  1983年杭州の黄小金氏が選出。

 江南雪1   江南雪2

品種類別:伝統銘品 -> 春蘭 -> 梅弁
所 在 地:福建福州
開始価格:¥0
入札単位:¥160
現在価格:未入札
即決価格:¥3000

こちらは交易網に出品されたもの
 江南雪3   江南雪4   江南雪5
春蘭素心梅弁--江南雪

開始価格: 0.00 元,
入札単位: 100.00 元
現在価格: 600.00 元
即決価格: 1500.00 元

これは600元で落札されている。根を見ると。。。

No 1019 中国オークションその8

中国オークション
12 /30 2014
銀河一品——豆弁絶品複色花

 银河一品——豆瓣绝品复色花1   银河一品——豆瓣绝品复色花2

品種類別:伝統銘品 -> 豆弁蘭 -> 色花
所 在 地:上海青浦
開始価格:¥0
入札単位:¥100
現在価格:未入札
即決価格:¥2000

紅塔盛典——豆弁頂級複色花
 红塔盛典——豆瓣顶级复色花1   红塔盛典——豆瓣顶级复色花2

品種類別:伝統銘品 -> 豆弁蘭 -> 色花
所 在 地:上海青浦
開始価格:¥0
入札単位:¥100
現在価格:未入札
即決価格:¥2000

傾国傾城 豆弁極品

《倾国倾城》豆瓣极品1 《倾国倾城》豆瓣极品2

品種類別:伝統銘品 -> 豆弁蘭 -> 荷弁
所 在 地:広東広州
開始価格:¥10000
入札単位:¥2000
最新価格:未入札
即決価格:¥30000



 かなり前に、韓国の業者が現地の優品を買いあさり組織培養しているという話がありました。数量が爆発的に増え赤花など誰でも安価で買えるようになり、紅河紅など出品されても殆ど入札がありません。良いことなのか悪いことなのか。。。日本ではどうなのか知りませんが。。。

No 1018 中国オークションその7

中国オークション
12 /29 2014
天韵荷

 莲瓣《天韵荷》1   莲瓣《天韵荷》2
品種類別:下山新花 -> 蓮弁 -> 荷弁
所 在 地:広東広州
開始価格:¥0
入札単位:¥600
現在価格:未入札
即決価格:¥20000

雲南新荷

 云南新荷1   云南新荷2
品種類別:下山新花 -> 春蘭 -> 荷弁
所 在 地:福建福州
開始価格:¥1000
入札単位:¥200
現在価格:未入札
即決価格:¥16000

No 1017 中国オークションその6

中国オークション
12 /28 2014
雲南春蘭 チャボ紅花荷弁素心

 云南春兰 矮种红花荷瓣素心1 云南春兰 矮种红花荷瓣素心3 云南春兰 矮种红花荷瓣素心2 云南春兰 矮种红花荷瓣素心4

品種類別:下山新花 -> 春蘭 -> 荷弁
所 在 地:浙江寧波
開始価格:¥8000
入札単位:¥500
現在価格:未入札
即決価格:¥10000

この蘭は以前紹介した嫦娥奔月(嫦娥月へ駆ける 中国の神話)ではないだろうか。

 嫦娥奔月

雲紅荷
 云红荷1   云红荷2
品種類別:下山新花 -> 春蘭 -> 荷弁
所 在 地:江西鷹潭
開始価格:¥650
入札単位:¥150
現在価格:未入札
即決価格:¥10000

No 1016 中国オークションその5

中国オークション
12 /27 2014
墨荷王 
これは大分前に墨蘭と何かの交配種で紹介しました。下山新花ではなく科技草で出品するべきだと思いますが。。

 墨荷王   墨荷王2   墨荷王3
品種類別:下山新花 -> 春蘭 -> 荷弁
所 在 地:貴州貴陽
開始価格:¥150
入札単位:¥58
現在価格:未入札
即決価格:¥8888

日本でも化学薬品による芽変わり種の組培苗を実生といって出品する人を見かけますから、同じことか。。。

No 1015 中国オークションその4

中国オークション
12 /26 2014
春蘭二芸品 極光

 极品双艺 极光1   极品双艺 极光2

品種類別:下山新花 -> 春蘭 ->線芸
所 在 地:上海青浦
開始価格:¥1200
入札単位:¥200
現在価格:未入札
即決価格:¥20000

縞花で素舌だ。本当に山採りなら素晴らしい花だが。。

No 1014 中国オークションその3

中国オークション
12 /25 2014
春蘭中透け

 黄金中透1   黄金中透2
品種類別:下山新花 -> 春蘭 -> 線芸
所 在 地:貴州貴陽
開始価格:¥138
入札単位:¥50
現在価格:未入札
即決価格:¥8888


不用な項目は削除しました。
山採りとあるが、ポット苗を見るとどうしても。。。

No 1013 中国オークションその2寒蘭

中国オークション
12 /24 2014
寒蘭素心

 寒素   寒素2

ウオッチ 60人
商品番号:542667
品種類別:下山新花 -> 寒蘭 -> 素心
所 在 地:福建福州
開始日時:2014-12-20 21:36:14
終了日時:2014-12-24 21:36:14
開始価格:¥0
入札単位:¥600
現在の価格:未入札
即決価格:¥8000
残り時間:1日6時間48分

寒蘭覆輪
 金覆輪中透け1   金覆輪中透け2
ウオッチ 91人
商品番号:542124
品種類別:下山新花 -> 寒蘭 -> 線芸
所 在 地:福建福州
開始日時:2014-12-19 10:56:00
終了日時:2014-12-24 10:56:00
開始価格:¥200
入札単位:¥120
現在価格:未入札
即決価格:¥8888
残り時間:19時間53分

No 1012 中国のオークション

中国オークション
12 /23 2014
中国のオークションを少し覗いて見ましょう。
蓮弁中透け
 莲瓣高级中透   rennbenn.jpg

ウオッチ 79 人
商品番号:543172
品種類別:下山新花 ->蓮弁 -> 線芸
所 在 地:広東広州
開始日時:2014-12-22 12:33:15
終了日時:2014-12-26 12:33:15
開始の価格:¥200
入札単位:¥100
現在の価格:未入札
即決価格:¥2400
残り時間:3日5時間22分

濃香五彩荷梅
浓香五彩荷梅   浓香五彩荷梅2

ウオッチ 86 人
商品番号:542856
品種類別:下山新花 ->春蘭 ->荷弁
所 在 地:四川雅安
開始日時:2014-12-21 16:30:34
終了日時:2014-12-25 16:30:34
開始の価格:¥300
入札単位:¥100
現在の価格:未入札
即決価格:¥2800
残り時間:2日9時間8分

紅花梅弁
精品红梅】带1花   精品红梅2


ウオッチ 66 人
商品番号:542692
品種類別:下山新花 -> 春蘭 -> 梅弁
所 在 地:貴州貴陽
開始時間:2014-12-20 22:57:07
終了時間:2014-12-24 22:57:07
開始価格:¥120
入札単位:¥38
現在価格:未入札
即決価格:¥88888
残り時間:1日15時間30分

大体こういう感じのものが多いようです。あまり盛り上がっていないようですが。。。

No 1011 ザ ローズその2

未分類
12 /22 2014
 ザ ローズは日本人を含め多くの歌手がカバーしています。その中でミドラーとヤスミン、それにこのDUETが好きです。ミドラーとワイノナ・ジャッドが歌っています。それにジャニス・ジョプリンもいいです。
If You Have Not Seen These 2 Divas Perform, This Is A Must See!! Bette and Wynonna Judd Really Sing A...

No 1010 豆弁新花2点

豆弁
12 /22 2014
最近でもぼつぼつと二芸品が見つかっているようです。 

 朱金素心 

 覆輪素心
 

No 1009 蓮弁黄花素心

蓮弁
12 /21 2014
黄花素心

 黄素1   黄素2

こういう花を見るとどうしても(自然?)雑交種を想像してしまう。自然の蓮弁なのだろうが。。。

No 1008 蓮弁水晶

蓮弁
12 /20 2014
蓮弁水晶

比較的新しい蓮弁。

 水晶1   水晶2

水晶花とのこと、弁先に緑の散り譜が見える。珍しいが綺麗かどうかはまた別のこと。。

 こちらは昔買った散り斑の蓮弁。
05年昆明の花鳥市場の蘭舗で撮影。写りが悪いが確かに変わっていた。言い値が高すぎたので前木二本割ってもらった。

                 翌年の新芽。    数年後に咲いた花。
 散り斑3   散り斑1   散り斑2


 最近新芽の散り斑が現れなくなったが、寒蘭の西谷物同様また見られるようになるのだろうか?? その時は花にも散り斑が現れるだろうか??

No 1007 三拍子

寒蘭
12 /19 2014
三拍子 土佐寒蘭
芽、葉、花と三拍子揃った名花だということで購入した。初花。

 20141218090604f94_20141219074725320.jpg   201412180906083a3_201412190747271ea.jpg   IMGP0425_2014121907472706f.jpg

小型で舌の大きな更紗花が咲いた。時期を過ぎているのでまだ何とも。。。

No 1006 斑馬

中国寒蘭
12 /18 2014
斑馬 (シマウマ) 

広西寒蘭銘品“斑馬” 寒蘭複色花

斑馬 寒蘭

No 1005 細葉優品

中国寒蘭
12 /17 2014
細葉の優品2点紹介 


 福建寒蘭

   
細葉紫花
      

 中透け花

  
細葉中透け花

No 1004 The Rose

未分類
12 /16 2014
以前 山下ヤスミンちゃんの歌う 愛は花君はその種子 を紹介しましたが、元歌ベットミドラーのローズと聞き比べてみてください。


  
 愛は花 君はその種子  

ベット・ミドラー

  The Rose - Bette Midler (歌詞字幕)

No 1003 細葉寒蘭2点

中国寒蘭
12 /15 2014
最近の細葉寒蘭を紹介。

福建省産山採り細葉寒蘭  こういう更紗は見て清清しく感じるなあ。


   下山細葉寒蘭


臙脂赤兔 彩捧舌斑  彩捧と舌に特徴あり。とても可愛い花だ。

    胭脂赤兔

No 1002 細葉寒蘭いろいろ

寒蘭
12 /14 2014
楽砂より少しご紹介

中華荷王
 中華荷王2 (2)   中華荷王2 (1)

明英素荷
 明英素荷

綄沙
 綄沙2   綄沙1

荷塘月色
 荷塘月色

雪韵
 雪韵   雪韵2

企鹅(ペンギン)
 企鹅1   企鹅2

小企鹅(転色花)
 小企鹅1   小企鹅2色変わり

翠湖春雪
 翠湖春雪   

素心
 素心1   素心2


山伯縁
 山伯縁2   山伯縁1

水墨青花
 水墨青花1

皓雪
 皓雪2   皓雪1

北極星
 北極星1   北極星2

現地の多くの大棚にたくさん素晴らしい花があるといいますから、ご紹介したのはほんの一部でしょう。良い花の写真をみて眼を鍛えるのもいいかなと思います。

No 1001 大葉寒蘭の転色

中国寒蘭
12 /14 2014
大葉寒蘭の転色(色変わり)

   大葉寒蘭展色花

         蘭花交易網より

日本寒蘭で転色花と呼べるものがあるかなあ??

  

No 1000 白雲素荷

蓮弁
12 /13 2014
白雲素荷 2006年8月登録

雲南西北部で採取された蓮弁蘭。荷弁花素心,大卷舌,花色は白緑。

 bysh.jpg

No 999 なぜ細葉寒蘭は大葉寒蘭より価値が高いのか?

中国寒蘭
12 /13 2014
なぜ細葉寒蘭は大葉寒蘭より価値が高いのか?

1、美学的角度から見た場合、細葉は鉢に植えた姿が優美で中国文化の審美基準に最もよく合致している。

2、細葉は交配できない。交配すると原生種のある種の性質が失われてしまう。日本では毎年細葉寒蘭に対する需要が極めて大きく、外貨を稼ぐとても良い方法である。かつて台湾人が日本向け細葉寒蘭の交配種まきを試みたが、咲いた花は全て覆輪が現れずことごとく失敗した。

3、大葉寒蘭では自然のあるいは人工的な環境の下でも、多くの雑交優良種の作出に成功している。例えば桂林牡丹、紅、緑子母花,素心,蝶花,彩花などがあり、さらに二芸品の蝶花、梅便花、水仙花などもある。価格はいずれも千元以上である。

  これは 2007-8 中国蘭花網の寒農氏のブログより紹介したが、氏は同じ日のブログに次のようにも述べている。

 細葉寒蘭こそが寒蘭の原種であり、いわゆる大葉寒蘭は細葉寒蘭と他の蘭花との自然交雑種であろう。蘭の性質及び開花時期から考えて、寒蘭が野生の環境の下で最もよく雑交しやすいのは秋榜、報歳蘭、四季蘭、蕙蘭が考えられる。しかし四季蘭は真夏に開花するし、報歳は基本的に野生種が極めて少ないうえ寒蘭と花期が全く違うので自然に雑交する条件に合致しない。


ということは大葉寒蘭は細葉寒蘭と秋榜あるいは蕙蘭との交配種ということか??

No 998 なぜ細葉寒蘭は香がしないのか?

中国寒蘭
12 /12 2014

  寒蘭は細葉と広葉(大葉)に大別される。細葉の主な産地は福建省武夷山脉及び近隣の浙江麗水等である。広葉は江西、広西、湖南、安徽、四川、雲南、貴州など多くの省に産する。

 細葉が広まったのは早くから日本人愛蘭家に特に好まれたからで、舌上に日章旗のように一つ赤い斑点の見られる細葉寒蘭は日本人に推奨された。国内の多くの大棚もたくさんの細葉の優品を持っている。このため香こそ広葉に比ぶべくもないが、大きな市場を有し広葉を圧倒している。細葉寒蘭素心は一般に広葉素心より価格が高い。蘭展があると日本人がやってきて細葉のみを買っていく。買っていくのは普通のものが多いが、細葉寒蘭のすそ物の位置を確固たる物にしている。

 筆者は多くの細葉の香を詳細にチェックしてみたが、とても気温が低い時には淡い香があることに気づいた。細葉寒蘭愛好者はこれを好んで“幽香”と呼ぶ。寒ければ寒いほどより香るという者もいるが実際にはやはり“淡香幽香型”である。寒くても香のしない細葉もあり、蘭展においては特に香りを嗅ぐことは出来ない。

 当地で主に産出する広葉は香が濃いが、極稀に福建の細葉に似たもので舌の地色が白いものは殆ど香がしない。しかし寒いといくらか淡い香を嗅ぐことが出来る。他に全然香の無い細葉があるが、根は太くバルブが小さく花は寒蘭によく似ている。がその数は極めて少ない。だから筆者は細葉寒蘭は広葉寒蘭の変種ではないかと思う。このため香についても変化が起こったのではないだろうか。あるいは細葉寒蘭と他の無香の蘭と雑交して香がしなくなったのかもしれない。それとも春蘭にも湖北春蘭のように無香のものがあるように寒蘭にももともと細葉と広葉の二種があるのだろうか。

 細葉寒蘭には香の点で欠点があるとはいえ、日本の愛蘭家や国内の多くの大棚たちに支持され、まだ市場がありすぐには廃れないであろう。しかし将来大棚が大量に細葉を放出したら、香を第一に考える一般の蘭友たちが大量に購入するかは観察を待たねばならない。
                   以上2008-12 易蘭網を参考にしました。

No 997 細葉寒蘭の転色

中国寒蘭
12 /11 2014
 細葉寒蘭の転色(色変わり)をご覧ください。

   細葉寒蘭の転色の過程

とても鮮やかなものだなあ!!

            中国蘭花交易網より

こちらは楽沙より

    
醉漁唱晚 

No 996 尾鈴山系産 紅更紗無点系

寒蘭
12 /10 2014
尾鈴山系産 紅更紗無点系   日向寒蘭無銘品

 尾鈴山系産 紅更無点系1   尾鈴山系産 紅更無点系3   尾鈴山系産 紅更無点系4

最近購入したが、花弁が中透け状で紅色も独特な色合いの花だ。緑覆輪がかかっているように見えるのは気のせいか。。? 好みにぴったりの花だととても嬉しいものだなあ。

No 995 大葉寒蘭と細葉寒蘭

中国寒蘭
12 /09 2014
大葉寒蘭と細葉寒蘭

左 大葉寒蘭 右細葉寒蘭
 kanran.jpg

 大葉寒蘭はその名のとおり、葉(葉姿)が相対的にやや大きいが中には葉姿の小さいものもある。その葉色はやや淡く、葉面に光沢があり、根はやや細い。細葉寒蘭の葉は比較的小さいが割りと大きいものもある。その葉色はやや濃く光沢は大葉ほどでない。根は太いものが多いが、まれにとても細いものもある。

 細葉寒蘭の花弁(特に捧心)は殆どが覆輪を帯び、その大部分が白覆輪であるが、稀に紅(あるいは紫紅)覆輪や黄覆輪のものもある。しかしごく一部に覆輪の無いものもある。これは主に自然雑交種に見られる。細葉の舌は殆どが白地であり、大多数のものが白地に緑筋が見られる。純白のものはあるにはあるがその数は少ない。もちろん地色が雑色のものもあるが極めて少ない。
 これに対し大葉寒蘭の花弁は覆輪を帯びるものは極めて稀であるが全く無いわけではない。同様に舌が白地のものは極めて少ないがあることある。普通混色のものが多い(大葉寒蘭にも雑色の混じらない舌のものもある。例えば緑あるいは黄色の素舌)。大葉寒蘭の舌には舌苔(繊毛)が見られるが、細葉には殆ど無い。

 大葉寒蘭は花色だけでなく舌の地色もとても豊富である。これに比べ細葉はあまり変化がない。青花が普通で紅花、紫紅花、白花、黄花などは比較的少ない。細葉寒蘭の中には転色(色変わり)する花がある。通常開花直前に色が変わり始め、中に極めて鮮やかに変わるものがある。

 普通大葉寒蘭は花数が多く、中には十数輪付くものもある。花茎は太くしっかりしていて花が葉上に出るものが多い。花弁は細葉寒蘭のものよりやや細長く、このため花型に変化が多い。端正なもの、反るもの、拠れるものなど千差万別である。細葉寒蘭は花数が割りに少なく通常3~5輪、多いものでも7,8輪である。花茎はやや細くいわゆる灯芯軸である。花が葉上に出るものは少ない。また花弁が短く外弁は力強く、花は大葉より端正なものが多い。

 こうしてみると、筆者が思うに大葉寒蘭は大株にしてやると葉姿が勇壮で、開花時期に高く葉上に出た花はその威厳を余すことなく発揮する。反対に細葉寒蘭は小株で植えてやるとその細い葉姿の優美さが強調され、開花時期には花弁に比べ葉数が混み過ぎるという事も無い。これだと花が葉上に出なくても見やすく簡潔の美がある。

 大葉寒蘭の花期は十月下旬から十一月、細葉は一般に十一月から十二月で、各地の気候による若干の違いはある。大葉寒蘭の花の香は強く細葉は清清しい香である。どちらも無香のものがあるが極めて少ない。気温が原因で香がしないことがある。筆者の経験では大葉は二十数度、細葉は十度以上になるとあまり香がしなくなる。もちろん高温時にも香りのするものもある。細葉では0度位にならないと香のしないものもある。だから北のほうで室内で育てている多くの蘭友は細葉の香を嗅げないかもしれない(北方では開花時期に室内では暖房しているから)。条件さえ合えば大葉でも細葉でもよい香りがするものである。細葉は花付きがよく、1,2本立ちでも花が咲くが大葉寒蘭は開花時だらしの無いものが多い。


 中国蘭花交易網を参考にしました。

No 994 中国寒蘭

中国寒蘭
12 /08 2014
中国寒蘭  大葉寒蘭と細葉寒蘭

 これは日本寒蘭(土佐寒蘭)        杭州寒蘭
 dyhl.jpg             xyhl.jpg

 中国では通常その花色から1青寒蘭、2青紫寒蘭、3紫寒蘭、4紅寒蘭に分類されている。このうち青寒蘭と紅寒蘭が貴ばれている。青寒蘭のうち素心のものは数が少なく価値が高い。
 またその形態から細葉寒蘭、大葉寒蘭に大別される。
細葉寒蘭の花弁は殆どが覆輪を帯びかつ白覆輪のものが最も多く捧弁(捧心)にはっきりと見られる。一部覆輪の見られないものもあるが少ない。細葉の舌の地色は殆どが白であるが、多くが白地に緑筋を呈する。純白のものもあるが少ない。もちろん雑色のものもあるが比較的少ない。
 これに対し大葉寒蘭の花弁には覆輪を帯びるものは少ないが全く無いわけでもない。同時に大葉の舌は白色(澄んだ色)は少ないが、あるにはある(白または緑、黄)その舌の地色は雑色(多種の色)が多く、舌苔(繊毛)を有するものがよく見られるが、細葉には殆ど見られない。

分布
 浙江省温州市永嘉県から東南の沿岸地帯に分布しこの地域の特徴として冬暖かく夏涼しい、四季がはっきりしている、日当たりがよく雨が多い。
後に浙江以外でも福建、江西、湖南、広東などにも分布することが分かった。

 永嘉寒蘭は原産地の温州永嘉、麗水などを中心とした瓯江流域の寒蘭で、そのあきらかな特徴は細葉、太い根、幽香、白覆輪で習慣的に”細葉種”と呼んでいるがこれが細葉寒蘭である。永嘉寒蘭は中国寒蘭の中でも鮮明な特徴がある。他の寒蘭より葉姿が小さく、葉肉が厚く立ち、バルブが比較的大きく根が太い。殆どの花が緑色であるが、紅色、紫色、黄色も見られ殆どが白覆輪を掛ける。花茎は高く、舌に紅点、紫点あるいはゴマ斑が眼にも鮮やかである。花茎は葉上に出て、花間も良く花姿が秀逸で清清しい香があり、優雅な線の美を備えている。

 専門家の考察によると最も早く日本にもたらされた珍品杭州寒蘭の産地はまさに麗水、永嘉一帯であり、それは永嘉寒蘭でのことであろう。
 後に海外でも広く称せられるようになったこの杭州寒蘭(竜泉寒蘭)は福建省南部の永福や北部の太姥山区などにも広範に分布することが分かった。

 小源荣次郎氏は1937~1938年に著した《蘭華譜》でこう言及している。“台湾の対岸にある浙江温州府の欧江沿岸一帯から福建省にかけて多く産出するが、現地の愛蘭家は春蘭、夏蘭、秋蘭に比べ冬蘭を全然重視していない。このため栽培している人も殆どなく、土地の人がまれに採取し市で売るくらいである。しかしその多種の花色や葉姿について筆者はよく見聞きする。温州産のものは細葉で光沢があり、花色は青や紫が多い。”
 彼の言う冬蘭つまり寒蘭について、今でも現地では冬蘭と称している。1998年11月15日竜泉で開かれた“省寒蘭研討会”において、竜泉こそ浙江寒蘭の主産地である。寒蘭という言い方は日本からきたものであり、中国ではずっと冬蘭と称しているし、他の春蘭、夏蘭、秋蘭によく対応している。以後一律に冬蘭と呼称してはどうかという意見が出された。この動議は全員一致で可決された。(これは竜泉での話だがその後どうなのか分からない。全国的にはやはり寒蘭と称しているようだが)

 この細葉寒蘭は70~80年代に大量に輸出され、また森林の伐採などで自然が破壊されたため寒蘭資源は著しく減少してしまった。

 呉応样の《中国蘭花》によると寒蘭の分布は北緯24~28°に位置する湖南、江西、福建、浙江、台湾、雲南、広西、貴州、四川とされている。

                       以上百度百科を参考にしました。
大葉と細葉の違い、細葉の香について、なぜ細葉のほうが価格が高いのか、大葉、細葉の転色など順次紹介します。ただ内容が中国での話だから日本における中国寒蘭の受け取り方と違う面もあるかと思います。

No 993 彩華

寒蘭
12 /07 2014
彩華 竹屋敷 サラサ無点

 彩華1   彩華3   彩華4

舌の巻かない無点花。舌のよさと花弁の色合いも結構お気に入り。咲き始めのせいか肩が落ちていて残念。

寒蘭も間もなく終わりです。

No 992 吉良川更紗ベタ

寒蘭
12 /07 2014
吉良川更紗ベタ 土佐寒蘭
                         昨年の花
 吉良川更紗ベタ1   吉良川更紗ベタ2   175土佐吉良川更紗ベタb  

紅雀やこの手のベタ舌は年によってベタが切れる。昨年のほうがベタの乗りは良いが巻くと 中央が切れるのでベタに見えないところが残念。。寒さにあったせいか弁が拠れてしまった。

No 991 西部産船底

寒蘭
12 /06 2014
西部産船底 土佐の西部産船底で買ったもの。

 西部産船底1   西部産船底2   西部産船底3

この蘭は年によって船底になったりならなかったりする。つまり最後には舌が巻いてしまう。今年は巻きそうだ。巻かないときは舌がもっと前に真っ直ぐ伸びる。

 青船底

これは2005年11月開花分。購入後間もない頃のもの。このときは巻かなかった。原因は分からない。購入時に船底であっても必ずそう咲くかというとそうでもないらしい。