No1527 翠鶴と無双梅

伝統中国春蘭
03 /12 2016
数年前に翠鶴に間違いないという蘭を購入しました。ようやく我が家で初花をみました。
左が翠鶴、右が無双梅
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 全く同じものに見えます。

 どちらも蘭蕙小史に写真がありますが不鮮明で花型の特徴がはっきりとはしません。

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 ただ翠鶴の説明に「円拖舌」(唇弁が円く大きく、下へ向かって伸びるも巻かないものを称して“円拖舌”という。)とあります。
一方の無双梅は 如意舌とありますからこの違いに注意して見比べるより仕方がないのかなと思います。

このことから両者は同じもので無双梅であることが分かりました。

では本物の翠鶴はまだ現存するのかなあ。。

No1526 玉雲

日本春蘭
03 /11 2016
 かなり前に買って一度だけわずかに縞の入った花が咲いた。

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 株が大きくなったせいか綺麗な中透け花が咲いた。もう少し力をつけてやると結構良い花が咲くかも。。

No1525 一ッ葉産

日本春蘭
03 /11 2016
No 1292 一ッ葉産花芽 で紹介した蘭です。ようやく開花。入手後初花。

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 購入時あんなに小さな株からよくぞここまで。。黄色に緑の筋の入った花だった。花の良しあしより咲いてくれたことに感謝。。

No1524 寿紅

日本春蘭
03 /10 2016
赤花素心
昔昔一度だけ開花しその後作落ち。。
久しぶりの開花。

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 キャップしなくてもこれくらいには咲く。一世を風靡した蘭だけによい素質を持っているのだろう。全てが小づくりのように思うがもっと大きくなるのだろうか??

No1523 今年のがっかり大賞

中国春蘭
03 /10 2016
No 1253 四川春蘭花芽 で紹介した四川縞です。ようやく開花しました。

 四川縞1   四川縞2   四川縞3

 後暗みの縞なので大いに期待していたが、空振りに終わりました。せめて黄花になってくれないかなあ。。
天冴え後暗みの縞は良い縞花が咲くというのは、あまりあてにならないのだろうか。。もう数年様子をみてみよう。。

 毎年いくつか期待する蘭があるが、稀に期待以上の花が咲くことがあるものの、ほとんどは期待外れに終わるなあ。。。

No1522 無名縞

日本春蘭
03 /09 2016
 かなり前に、蘭会に出入りしていたセミプロから,日本春蘭チャボ縞でよい縞花が咲くと聞き10cm位の小苗を購入した。その後どんどん大きくなりチャボではなかった。
今年ようやく初花。

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 縞が地味になりどうかなあと思っていたが、良い縞花が咲いた。何か名前があるかもしれない。。

No1521 朶朶香黄花

朶朶香
03 /09 2016
 この朶朶香は名無しだ。中国へ行き始めて初期のころに購入したものだ。
あちこちに散らばってしまったがやはり名前があったほうが良いかも。。

 朶朶香黄1   朶朶香黄2   朶朶香黄3

 今年はやや色が薄かった。割に陽の強いところに置いていたせいか? バック吹かしなので後ろ葉が傷んでいる。

No1520 今年の蕾大賞

日本春蘭
03 /08 2016
日本春蘭 南紀

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 写真ではなかなか実際の色が出せません。。なんとも神秘的な色合いです。。

No1519 翠雲その2

伝統中国春蘭
03 /08 2016
もう一鉢の翠雲が咲きました。

 翠雲5  翠雲2  翠雲6  翠雲8

とても良い花でした。もうしばらくしてから脚(花弁)が伸びたらよく似た他の蘭と比べてみます。

No1518 吉字と元吉梅

伝統中国春蘭
03 /08 2016
No 1453 湖州第一梅 で紹介した蘭の後ろの蕾が開花しました。
湖州第一梅ではなく元吉梅あるいは吉字として出回っている蘭に似ているようです。

 湖州第一梅1   湖州第一梅2   湖州第一梅3

少し調べてみました。

 蘭花交易網より 吉字の疑問
俞洵氏によると
「もう一度丁永康の「中国蘭芸三百問」を見てみると、外三弁長脚円頭、主弁円頭闊大、緊辺、一字肩、花色淡翠緑で鮮浄な質感がある。捧心は長卵形、深兜分窠、捧心の内側には太い紅線紋があり、如意舌、舌端小円、紅点は鮮明。花品端秀、花形大、捧心は開きやすく俗に言う”開天窓(天窓が開く)”で蕊柱はすべて露出する。」として左の写真を載せています。しかしこれは蘭蕙小史の写真右とあまり似ていません。小史の説明にある「三弁短円」、あるいは「円舌」とも合致しません。
   
 俞洵   IMGP2201.jpg


蘭花小猪氏
花精氏や小生の写真と日本から戻ってきた元吉の写真は咲き方が同じで、国内の掌扇と似ている。
下の写真の花は蘭友が奎字氏から入手したもので、現在見かける吉字はほとんどがこの手のものだ。
兰花小猪

元吉梅 蘭華譜
 またの名を掌扇梅。1916年浙江省蘭溪の陳元吉が選出,かつて余姚では新天興と呼ばれ杭州で元吉梅と呼ばれた。葉は半垂れ,中幅広葉。葉先はやや尖る。葉肉厚く光沢がある,新芽は紫紅色,花苞紫紅。外三弁円頭,收根細い,平肩,緊辺,浅い色の筋紋(蛭状紋)が入る。縒れやすく,小劉海舌,中小品 に属する。

 また交易網で紹介されている元吉梅も蘭花小猪氏のものや私の上の蘭に似ているが、舌がどうなるのかわからない。

蘭蕙小史          交易網
 yjm10蘭華譜   元吉交易

 いろいろ調べましたが、よくわかりません。日本で元吉梅として流通しているものが蘭華譜の説明にわりによく合致するようです。これが中国に帰った折に吉字あるいは元吉梅として広まって混乱しているということかなあと思います。。。 

No1517 紅竜字

伝統中国春蘭
03 /07 2016
No 567 紅竜字 で紹介したのと別株。

 IMGP2184.jpg   IMGP2185.jpg   IMGP2186.jpg

 割とよく咲いた。僅かに羽化が見えるが赤、緑の境がぼんやりしてよく写真で見られるような紅竜字と同じだった。No 567 紅竜字 のものはやはり普通の紅竜字と違うのか。それとも咲き方、咲かせ方によるのか? なんとなくだが遅く咲いたほうが良いような気がする。。。

          No 567
 紅竜字2 (2)   紅竜字2 (1)

 花軸をよく見ると、蕾がかなり長い間石の中に潜っていたようだ。緑が乗っていない。。ということはキャップして咲かせるとこのようになるのかも。。

No1516 蘭鉢焼き直し

陶芸
03 /07 2016
暖かくなってきたので久しぶりに焼成。

6号鉢
 IMGP2197.jpg   IMGP2198.jpg

5号鉢
 IMGP2199.jpg   IMGP2200.jpg

 釉のちじみもなんのその。。景色として楽しもう。実際こういう紋様を故意に入れようと思ってもできません。陶芸的には失敗でも自分が気に入ればすべてOKの世界です。。

 今度の春蘭展で販売予定です。

No1515 大魁荷

伝統中国春蘭
03 /06 2016
No 1089 大魁荷と憲荷 で詳しく紹介しました。そのまま栽培していたら4花咲いた。

 大魁荷1   大魁荷2   大魁荷3

小さく割らずに大株に育てると良い花が咲くのかもしれない。一概には言えないと思うが。。

No1514 菊水

日本春蘭
03 /06 2016
日本春蘭 奇花
数年前に購入して初花。

 菊水1   菊水3   菊水4

 よく見かけるような菊咲きにはならなかった。まだ木が小さいので良い花が咲かなかったのかもしれない。。もっと株を充実させて再挑戦。。

No1513 老文団素

伝統中国春蘭
03 /05 2016
老種素心花の中で最も美しいと思っている。これだけ気品のある花はそうそうないと思うが。。

 老文団そ1   老文団素2

 新しい花やへんてこな奇花もいいがこの花を見るとやはり端正な老種はいい。。

No1512 吉祥黄荷

蓮弁
03 /05 2016
 初めて我が家で咲いてからもう十年近くになるかなあ。。その後あちこちに散らばり残ったのは数年前にバックから吹かしたこの株と小さな株の二鉢になってしまった。

 吉祥黄荷1   吉祥黄荷2   吉祥黄荷3

 株が小さいので今回も一花のみとなった。
蘭との出会い、人との出会い、この蘭が最も感慨深いものとなった。。。遠いところからやってきて健気に頑張っているのを見るともっと大切にすべきだとつくづく思う。。

No1511 豆弁蝶

豆弁
03 /04 2016
名無しの豆弁蝶
No 515 豆弁蝶花二種 で紹介した劉さんから入手した蘭。

 豆弁蝶1   豆弁蝶2   豆弁蝶3

 なかなか当時のような花が咲かない。今まで二、三人の方にお譲りしたがこれも何か名前を考えなければ。。。

No1510 鶴裳素

伝統中国春蘭
03 /03 2016
結構好きな素心花のひとつです。少し調べてみました。
 鶴裳素1   鶴裳素2

鶴裳素と和尚素
小原栄次郎氏の「蘭華譜」昭和12年(1937年)によると
新素心(桃腮素)
「昭和九年山採り品より出でたる新素心にて、葉長一尺あまり、花色は淡翠緑冴えたる、一二分の落肩なれども、花茎細高七鉢寸に伸びる、花の直径二寸五六分もある大花にして、白舌、一見純素に違いないが、隠れたる舌弁の両腮に極淡紫紅の色あるため、「桃腮素」とするもので北?真、萩森氏のものは毎年よく咲き春蘭会に出品されるは周知のところである。鎌倉の羽鳥氏にも、昭和十一年出山のものを京華堂より春蘭会にて入手せられたるものに之と彷彿たる品あり、翁は「月佩素」に似ていると喜ばれ「鶴裳素」と命名、愛倍されており東京京橋の穂積氏にも同種のものあり。
新素心は毎年山採品より相当にに多く出て次頁の酒泉素は七八種培養され、他にもかなり多く分布されて居り純白舌無点のものも多く誠に興味深きものである。」とあります。

和尚素
数年前渡来の新種素心、「寅谷素」に似たる翠色白舌の?花なり。品少なく、藪氏の培養に過ぎず。

原本を持っていませんので「豆丁網」のものを拝見させてもらいました。不鮮明なため読めない字があり間違いがあるかもしれません。

中国ではどのように扱っているのでしょう。
百度百科などによると
和尚素
 「清代嘉慶年間(1796-1816 年)、杭州霊隠寺の空化が托鉢の途中で杭州五雲山を通りかかった折、素心の荷弁春蘭を見つけた。よって和尚素、または和尚素荷と呼ばれる。民国期間に日本にもたらされた。」 とあります。

 また http://tieba.baidu.com/p/4101877685 など多くのサイトで和尚素と鶴裳素は同じであるとか、「鶴裳素」またの名和尚素 として説明したり、オークションに出品しているのをよく見かけます。「蘭華譜」によるとこれは明らかに間違いです。
もちろん、和尚素は純素心で鶴裳素は桃腮素なので別物だと説明しているサイトもあります。

 ではなぜこんなに混乱しているのでしょうか?
それはたぶん発音(ピンイン)のせいではないかと思います。和尚素 he2 shang su4、鶴裳素 he4 shang su4 とheの声調は違うもののピンインは同じです。
このため間違いが起こったのではと想像します。

以前 No 1058 中国オークション関公 で「出品者がこの花を購入した時、光宮(guang gong)を中国人なら誰でも知っている関公(guan gong) 関羽 と間違えたのではないかと思います。発音がよく似ていますから。」と紹介しました。

 ピンインが制定されたのは1955年以降のことですから「鶴裳素」の命名者羽鳥氏はまさかこんなことが起こるとは思いもよらなかっただろうなあなどと想像しています。
あれこれ想像するのも楽しみの一つですから。。

No1509 酒氏素

伝統中国春蘭
03 /02 2016
二、三年前に購入した素心。初花。

 酒氏素1   酒氏素2

 割に小ぶりな葉姿でまあまあな花が咲いた。
あまりお目にかかる花ではないのでよく分からない。

百度文庫の「春蘭伝統銘品文字紹介」によると
39“ 酒氏素 ”  言い伝えによると1919年春徳清県の邱志誠が徳清山中にて見つけた。 1935 年に日本に伝わる。「水仙弁素花」という人もいるが、文団素や 天童素に似ている。日本には残っている。  とあります。

 またそのうち詳しく調べてみます。

No1508 十字星

朶朶香
03 /01 2016
No1504 大ウソつき の残りの二花が咲きました。どちらも十字咲き二枚舌でした。

 十字星1   十字星3

 東京の蘭友の方からも十字に咲いたり、五弁に咲いたり舌もいろんな咲き方をするとメールがありました。

 この蘭は二年前、蓮弁白麗を大理から持ち帰った姫路のM氏が蘭展に出品したものですが、自分で中国より持ち帰ったのか、あるいはよく出入りしていた三彩園で購入したものかは聞きそびれました。いろいろ出回っているようです。

No1507 期待はずれ その後

未分類
03 /01 2016
No 528 期待はずれ で紹介しました。昔昆明で買った蘭です。
 昨年初めて開花してがっかりしましたが、今年も花が来ました。

 dx赤1   dx赤2

 やはり 富士の夕映え のようです。この蘭は申し訳なくてなかなか花を見せられず、十数年たってご機嫌取りに昨年花を見せました。もう許してもらえるだろうと毎年花を見せる気になったのかもしれないなあ。。別に怒っているわけではないよ。こっそり中国に持ち込んだ日本人とこれを中国春蘭だと偽って売った中国人に少し気を悪くしただけ。。。