No1566 嘉隆

伝統中国春蘭
04 /07 2016
嘉隆またの名を嬌竜。水仙弁。
 1920年江蘇省昆山の愛蘭家が選出。観音兜捧心,大円舌で紅点は舌端に固まる。紅点は元宝形を呈しあたかも女性が唇に口紅を塗ったかのようである。 (元宝:中国古代の馬蹄形をした貨幣)
 花色は碧緑俏麗,花梗は細く丸い。小さな木に大きな花が咲く。開花後時間が経つとやや肩が落ちてくるもののその美しさを損なうことはない。 楽沙網などの説明。(時間の経過とともに肩が下がるのが残念だとしているものもある。)最後は交易網の写真。

 嘉隆1 嘉隆3 (2) 嘉隆3 (1) 交易網嘉隆

 通常舌はやや巻くが、この株は開花後一月位経ってもご覧のように後ろに巻き込まない。また捧心が左右ぴったりと合わずやや段違いになるようだ。(老花のため捧心が開いている)

 別株 こちらはほとんど巻いている。
 嘉隆4  嘉隆5  嘉隆6

 

 元宝 中国の武侠ドラマを見るとよく出てきます。金銀ある。

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コメント

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No title

これを見て、天緑梅と宜春仙の舌の違いを思い出しました。同じ蘭でも葉姿と花とのバランスで違うように見える時も有りますが。嘉隆と言うのはあまり知らないのですが、上の段の舌が巻いてない方が断然良いですね。この蘭には合ってると、、。因みに舌点の説、面白いですが日本人の私には?

No title

 そうですね。口紅云々は感覚的に馴染めないかもしれません。
 注意してみると、舌点の大きいもの(元宝形)は巻かず、細いU字形または二引きなどは巻いているようです。ということは舌点を増やしてやれば巻かないのかも。。
 寒蘭のベタ舌は肥料のやり方でベタになったりまばらになったりすると聞いたことがあります。何か方法があるのかもしれませんね。。