No1706 建蘭(四季蘭)について
未分類建蘭(四季蘭)について
中国蘭には広義、狭義二つの言い方がある。広義では中国に産するすべての蘭を指し、狭義では多くの蘭類のうち小型の地生蘭を指す。春蘭、蕙蘭(九華)、建蘭、墨蘭、寒蘭、蓮弁蘭、および春剣に大別される。
このうち建蘭は四季を通じて咲くということから四季蘭と呼ばれる。しかし実際には年中咲くわけではなく晩春から早冬にかけて咲く。かつて福建省がその産地としてよく知られ、このため建蘭とも呼ばれるが四川省および台湾などに広く分布する。現在では多くの系統に分類されている。駿河系、玉真系、雄蘭系、雌蘭系、玉枕系、素心系など。
夏に咲くので夏蘭と呼ばれるもののうちよく知られるのが駿河蘭、玉花蘭などで、秋に咲く秋蘭としては素心系の雪月花、鉄骨素心がよく知られている。
駿河蘭は江戸時代に福建省から日本の駿河地方にもたらされ広まったことからこう呼ばれという説があるそうだ。
百度捜索、百度文庫など参考
コメント
No title
2016-08-14 21:38 shakou50 URL 編集
No title
蘭の葉の柄を楽しむため建蘭や墨蘭の斑入りを台湾や中国から輸入して高額で扱い、おもとや観音竹のようにブームになったと記憶しています。業者がこれらを総称してケイランと呼んだのではなかったかと思います。違っていたらごめんなさい。
宝塚で鶴之華を買ったことがありました。。
2016-08-15 08:13 nooyang URL 編集