No1784 大魁荷で購入した蘭

伝統中国春蘭
10 /11 2016
 今年の春、花の写真を見て購入。「大魁荷」とラベルにあった。個人的には違うかなと思い、ではなんだろうと買ってみた。
[No 1089 大魁荷と憲荷]で紹介したように「蘭華譜」の説明によると「大魁荷」ではない。
 花の写真を見る限り楽沙の「憲荷」に似ている。この蘭は大型でゆったりした葉姿だ。ただほとんどが4枚葉で葉数が少ない。
葉姿、花ともに大魁荷や大富貴とは違う。花は大富貴に似ている気もするが花弁に筋がなく舌点は細い二引き状(U字かも?)


  春 購入時            葉姿 現在 花芽なし
 IMGP2489_20161011093508f33.jpg   IMGP2490_2016101109350945d.jpg   IMGP3499_201610110938321bf.jpg

 蘭華譜には平肩とあるがこの蘭は落肩である。くたびれて落ちたのかは分からない。葉姿、花について言えばやはり憲荷に似ている気もする。ただ、当時の愛蘭家たちの審美眼からしてこの蘭が命名されるほどの蘭かどうかは分からない。つまり蘭華譜に言う憲荷の真品かは分からない。。。
 春蘭についてまとめたこちらのサイトも参考になるかも。。。
 
 
http://www.360doc.com/content/14/0420/12/13149773_370529114.shtml

コメント

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No title

いやぁ~この件は実に面白いですね。先ず憲荷だけの問題が有り、次に憲荷と大魁荷の相似が有り、と。どれが正しいとかの問題ではなく兎に角こじれてるなあ~と。例の参考的な「中国ラン(誠文堂新光社)」には両者よく似てると有り、写真が掲載されてるのですがこれが全く似てない。ピンと来ない。唯、この写真から№1089の大魁荷は憲荷に似てます。ここで憲荷には2系統有った(10年程前の自然と野生ラン)と。その一つが紫色の糸覆輪が掛かった物でしたね。そうだとして、憲荷に似てると言えるのですが。もう一つの系統は翠緑色のやや落肩花ですから。ところが、この系統の花が№1784の大魁荷として購入の物とよく似てるのですが。因みに、戻りますが「中国ラン」の大魁荷の写真は落肩ながら翠緑色じゃなく濁りの有る花弁でした。この表現は蘭華譜と一致するのですが、憲荷の方は翠緑色の平肩と表現してるので、これでは憲荷は違うほうになってしまう。ああ~何じゃこりゃです。快刀乱麻の明智小五郎にでも、お願いしないと?

No title

蘭の判別はとても難しいですね。とりもなおさずなぞが多くてとても楽しいということでしょうか。。
初めに小原氏が輸入した折、蘭蕙小史に記載された(説明が簡潔すぎてわかりません)ものと違っていたので、独自に解説したのが蘭華譜だとすれば我々はどちらの説明を信じればよいのか?? 後のいろんな解説書や所見はあくまでも蘭蕙小史と蘭華譜を参考にした推測に過ぎませんから、我々はああだこうだと楽しむのみ。。
色んな説明や写真があっても、蘭は時にいろんな表情を見せますから余計ややこしいですね。宋梅など今では普通に色んな咲き方をすることが分かっていますからすべて宋梅で通りますが、以前は何々宋梅などと言われましたね。
スカッとこれだ!と言えないところが面白いのかもしれません。