No1967 曾参殺人

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01 /29 2017
 暇があれば中国の武侠ドラマを見ます。グーグルか百度で検索すればたくさん出てきます。最近ではyou tubeで日本語の字幕付きのもあるようですが、勉強のために中国語字幕のものを見ています。

 有名なのは三大武侠小説家「金庸、梁羽生、古竜」原作のものが多く、特に金庸作品はたくさんドラマ化されています。
笑傲江湖、射雕英雄伝記、天竜八部、倚天屠竜記、鹿鼎記などは繰り返し製作されているようです。

 武侠ドラマの特徴は一言でいえば「何でもあり」です。主人公が空を飛ぶ、水の上を走る、巨岩を投げたり粉砕できる。。
リアリティーがなく面白く感じない人もいるかもしれません。

 あらすじのほとんどが悪人が殺人、反逆罪などの重罪を他人に擦り付けその一族は処刑されます。難を逃れ幸運にも生き残った子供が成人し、悪人に復讐します。栄華を享受していた悪人にもたくさんの一族郎党ができていますから、これらを皆殺しにしまたその罪を他の人に被せたりします。罪をかぶせられた一族の子孫、また初めの悪人の子孫も入交り復讐劇が続きます。こうして果てしない復讐劇が延々と展開します。
 
 最近ではあまりに非現実的なものより少しでも事実に近いものを見ています。神探狄仁杰、長安三怪探、侠僧探案伝奇などが面白かったです。

 ドラマを見ると中国、中国人の物の見方が分かり興味深いです。ドラマでちょこちょこ見られる成語や諺を紹介したいと思います。

1.曾参殺人(そうしんひとをころす)また曾子殺人ともいう。曾参は孔子の弟子。

 同名の者が外地で人を殺し、それを伝え聞いた隣人が曾参の母に「息子さんが人を殺したそうだ。」と伝えた。母はそんなことがあるものかと笑った。
何日かして別の者が「ほんとに殺したそうだよ。」と飛び込んできた。母はやはり相手にしなかった。
さらに何日かして三人目が「殺したのは間違いない。」と伝えた。さすがに母は仕事を放りだし壁を乗り越え逃げ出した。

「根拠のない流言は恐ろしいものだから、特に慎重に対処しなければならない。事実に基づき判断し、安易に信じてはいけない。」戒めの意味から
転じて「嘘もつき続ければ人も信じるようになる」ことから人を陥れる時、人に罪を着せる時に常用される方法。

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