No 415 慶梅と老天緑

伝統中国春蘭
10 /20 2013
慶梅と老天緑
東方蘭花網の春蘭譜に慶梅という梅弁花があります。百度で検索してもでてきます。日本にこの名の蘭があるのか知りません。

慶梅
1982年紹興漓渚の葉志慶が嵊(じよう)県対渓山で採取。
特徴 三弁円頭、收根,蚕峨捧心,如意舌。弁肉厚く翠緑色。花弁に緑色の筋紋がある。花茎は高く、花容は端正。立ち葉で幅広く苞葉は紫紅色。

老天緑
またの名を天緑梅、天禄、天楽。1915年頃、蘇州で選出。また浙江省余姚で見つかったいう説も。
新芽は赤紫色,葉長30~38cm,葉幅1~1.2cm。葉色は深緑色、やや厚葉で半垂れ。花茎は高く、花梗は紫紅色だが一番上の節は緑色に変わる。苞衣は紫色。
三弁は長脚円頭、緊辺收根,弁肉厚く一文字肩、五弁分窠。半硬兜蚕蛾捧心、捧心の内側に紅色の条紋があり、如意舌。

頭円、半硬捧心、如意舌であることから,《蘭蕙小史》及び日本の蘭界では老天緑を梅弁に入れている。春蘭譜では慶梅は梅弁、老天緑は水仙弁に入れている。

慶梅として紹介されたもの
 百度、春蘭譜に共通の写真
 
 
 老天緑として紹介されたもの


老天緑の葉姿と新芽           昨年購入した天緑
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同じ写真で慶梅、老天緑として紹介されたもの


 両者は花形が極めてよく似ていること、花弁に緑の筋紋が入ることなどから同じ品種ではないかという論争があり、慶梅は老天緑の日本から里帰りしてきた時の呼び方だという説もある。蘭花交易網


 老天緑については以前紹介しました。さすがに宜春仙などと間違えることはないでしょう。この慶梅については、その名を聞いたこともないのでそんな論争があるとは知りませんでした。昨年天緑として購入した蘭に花芽がつきました。開花がたのしみ。

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