No 497 蘭とその愉しみ方(再)

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01 /26 2014
蘭とその愉しみ方
 社会生活を送る上で私たちは様々な法や規則、約束事に縛られています。それとは別にそれぞれの人が自分なりの規範、決まりごとを持っています。趣味の蘭についてもその考え方は様々です。いろいろな観賞に対する考え方、約束事があるのを承知で自分なりの考えを述べてみたいと思います。

次の三点が趣味としての蘭に対する私の考え方です。
1)開花後日が経つにつれ花型がさらに良くなり、花色も冴えてくるのが良い花である。
2)何もしなくても赤く咲くのが赤花、黄色く咲くのが黄花である。
3)蘭鉢は暗褐色などの地味な素焼きに近いもので、胴のやや膨れたビヤ樽型が蘭によく合う。

 蘭は咲きはじめは丸く、受け舌で可愛いものが多い。日が経つにつれ長脚となり舌は徐々に巻き、色も褪せてきます。このため投稿写真、オークションなどに咲きはじめの写真がよく用いられます。蘭は結構長く花を楽しむものですからすぐに色褪せたり、型が崩れるものは良い花とは思いません。

  よくキャップをすれば白く咲く、黄色く咲くという人がいますが、これは一つのテクニックではあるができるだけ自然に(手を加えずに)咲かせたほうがよいと思います。手を加えるにしてもミズゴケをかぶせるくらいのあくまで補助的な手段が望ましいのでは。

 地味な中膨れのゆったりした鉢が蘭の葉姿、花によく似合うと思います。鉢の大きさは蘭の葉丈に合わせればよい。口縁は外反りでも反りがなくてもよい。胴を絞った細長い磁器鉢や猫足の錦鉢など派手なものは論外。

 開花促進剤などを用い五本の株に五本の花を咲かせたり、大株の全く傷の無い柄物を錦鉢に飾っても息苦しく感じられ趣味にそぐわない。

 以上全くの私見で、裏を返せば高い蘭や鉢を持っていない、怠け者で研究心が足りない、考え方がいい加減で協調性が無いということになります。

 しかし好きな蘭を愉しむのに、整形までして競う美人コンテストではないのだから、趣味としては程々がよかろうと思っています。

 1990年初めて現地での展示会を参観して。粗末な樽型の鉢に山から引いてきたばかりの蘭を無造作に突っ込み乱雑に置いてありました。場所も古い木造の四合院の空き家みたいなところでした。それでも飾られてある花花を目にしたときの当時の感激は忘れられません。また今年の保山の展示会を見るとほとんどがプラ鉢に替わってますね。それでも一向に気にならなくなりました。すぐ花に目がいきます。素材がよければ他の事はそこそこで良いのかなあと思います。

 昨年寒蘭がたくさん咲きましたが、株が充実すると花弁が幅を引き開花時受舌状に咲くものが多いことに気づきました。良い花を咲かせるコツかもしれません。今更ながら株を充実させることの重要性を痛感しました。

 6啓楊b 86伊豆田Vベタb 93桃桜b 91虹竜b

 122赤富士b 179緋の舞b 79渡川チャボf 68若の花b

 25土佐更紗ベタ風b 23日向更紗華神タイプb

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